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memento mori

キヨマルルーシュな日々。2

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 こちら渋沢史料館。
d200812-0017.gif 栄一翁がウェルカムボードと化してる…。

ひととおり飛鳥山を歩きつくして、渋沢史料館に。
チケットを買いに一度史料館へ入り、その後すぐに内部公開をしている建物たちに移動。
渋沢邸にはかつて多くの建物があったのですが、震災や戦災で消失し、
現在残っているのは、晩香廬と青淵文庫のみ。
他は大半が焼失、残っているとしても痕跡が多少見られる程度。

しかし、この残っている2件に関しては素晴らしい。
要所要所に凝った細工がなされていて、とても面白く、
私が行ったときは“灯”を主題とした写真なども展示されていて、とても面白かったです。

そして清田は見た。
晩香廬においてあった写真複製を集めたファイルに篤ニの姿を。
写真を見ながら『これ誰だったか……』と思っていたのですが、
栄一の息子の篤ニでした。

晩香廬にて色々話していたら、学芸員さんを訪ねるのがよかろうということになり、
本館の展示を見た後、学芸員さんを訪ねる。

親切なことに、色々手伝って下さいまして…有難うございました。
史料本をひっぱりだしてみたり、古い雑誌をあたって下さったり、
設計図を見ては一緒に推論をたてて下さったり、本当に感謝感謝です。
閉館時間まで熱心に手伝って下さって有難うございましたー!!!

d200812-0018.gif 普通のお客さんが見ているよ…。

昨今は埼玉県民でも渋沢栄一を知りません。
当たり前のように渋沢栄一の話をすると『誰それ』と言われてしまいます。
でも、そうなのかも。
自分も小学生の時は、深谷駅の前にある銅像に、
『頭でっかちなオッサンだなぁ…』とか思ってたもんなぁ。

周囲に渋沢栄一を再浸透させてみよう。
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週末は祖母が入院したりで大騒ぎ。
朝、無事母を仕事に送り出し、自分が出かける準備を猛ダッシュでする。

連続出勤を無事終えて、楽しみにしていた土曜休み。
何故なら、今日は渋沢栄一のお家拝見ー!!
土曜しか内部公開してないんだよね。
しかし土曜休みが殆どないので、やっとこさ。
特に今月は定期を買っているので、仕事場までの交通網なら使いたい放題。

なので、ついでに本駒込にある“あさ香社跡”にも行ってきました。
駒込…良いところ。
子供の頃、毎日のように祖父母が入院していた病院へ行っていたので、駒込は懐かしい。
町並みも寺社や石材屋さんも多く、古い家屋もあり、とても素敵。

d200812-0013.gif

都電も好き。
いつもはあそこを自分も歩いてる。

d200812-0014.gif d200812-0015.gif

あさ香社から再び王子へ戻り、飛鳥山へ。
どこだよ史料館。
見付からず、飛鳥山の中を30分近く徘徊。
山を降ったり、はたまた登ったり。
結局最初に入った入り口に見えていた子供広場の後ろに隠れていることに気付く。
無駄に登山。
しかしまたしても紅葉狩りを楽しんだりしました。
次の日も朝から仕事だったので、大急ぎで帰宅。
家に着いたのは10時半。

↓は折角なので国立能楽堂に行ったお土産の能絵葉書。
どこでも売っているものではあるけど、折角行った思い出に。
(前回の大宮能では絵柄色々な能トランプ)

色々公演のパンフも貰ってきました。
野村萬斎さんの狂言も見てみたいなぁ…とか思いつつ。
折角だったら清経も見たいなぁとか色々。

絵でも造形でも創作系にこの独特の“表情無き中の表情”を出して見たいものだなぁ。
取りあえず色々試行錯誤してみよう。

 d200812-0009.gif
 国立能楽堂 祝25周年

電車は暴風雨で遅れていましたが、何とか無事国立能楽堂に到着。
千駄ヶ谷についた頃には雨も殆ど止んでいて助かった。

d200812-0006.gif 脇正面

正面席はだいたい埋まっていたので、脇正面12列19番へ。
前回大宮能の時は正面で見られたし、今日は“笛を聴く会”ですからね。
能形式でやる演目は1つだけだったので、好奇心もあり脇正面。
中正面は柱が視界に入ってしまうので、あまり好みではなかったです。
それと埃とか吸い込んで咳が出るときにすぐさま退席するのにも丁度良い条件で。

しかし、この脇正面が…素晴らしかった。
太鼓の金春国和氏と大鼓の安福光雄氏の声のよく通ること!
とくに金春氏?の“いェー”とか“よー”とかの声が、
清田的には“YEAHー!”とか“YOH-!!”とかに聴こえてしまって可笑しかったです。
舞を見ているときは意識したことがなかったのですが、今日は囃子方など演奏中心だったので、
何だかとってもしっかりと聴いてしまって、なんかもう。
山田和彦氏の一管“乱”の波を表す強弱とかも素敵だった。
舞台のときの方が、もっと強弱をキツくつけるそうです。
祝言“神舞”の寺井一家の連管でシメるのが素晴らしかった。
凄いパワーを貰ったカンジです。

そして唯一、装束をつけた清経“恋之音取(観世流)”で脇正面席の本領発揮。
前回は正面席だったので、橋掛かりから出てくる姿が常に正面だったのですが、
脇正面後方席では、横顔から後ろ姿へと移り変わりがあります。
まして演目は清経(要訳:入水した平清経が妻に会いに行く)だったので、
橋掛かりを妻のもとへと笛の音に合わせて進む清経の姿がぁぁぁ!!
笛の音に合わせて、何度も行こうか止めようかのように足を止めたり、
黒髪で隠れた横顔の美しいこと。
ただ、今回は演目の一部を演じたに過ぎないので、実際に見るなら、
多分正面の方がよいと思いますが、清経の橋掛かりに関してだけ云えば脇正面がオススメです。
清経……惚れるな。

“笛を聴く会”で解ったことは、囃子方や謡の皆さんが普段どんなに黒子に徹しているかということ。
笛が主役の舞台でも決して橋掛かりから出てくることはなく(退場はある)、
常に切戸口からソロリと静かに現れ、ソロリと帰っていく。
ちょっと目を離した隙に舞台に現れては消えていくのです…ミステリー。
こういう所がミュージカルのオケピみたいに隠れなくても、
十分舞台の邪魔にはならずに、同じ舞台にたてるところでしょうか。
意外と太鼓とかリアクションでかく動いてたりしますが、舞台ともなると気にならない不思議。

d200812-0007.gif 正面

このような機会をあたえて下さった職場のS先輩とお父上に感謝致します。


--- 演目 ---

羯鼓    寺井久八郎
神楽    石原俊時・関川順一郎
盤渉早舞 寺井義明・安福光雄・大倉源次郎・金春国和
      山田和彦
沢辺之舞 瀬賀尚義・安福光雄・大倉源次郎・金春国和
五様蘭曲 寺井宏明・観世元伯
恋之音取 寺井良雄/寺井久八郎・安福光雄・大倉源次郎
神舞    寺井久八郎・寺井義明・寺井宏明


千駄ヶ谷の国立能楽堂に行くのに定期があるので、市ヶ谷で乗り換えた。
なんか…市ヶ谷怖いよ…。
なんか……暗いよ??
そしてJRはどこ???
迷っている間に駅の中で面白い空間を発見。

南北線のコンコーズにある“江戸歴史散歩コーナー”が凄い。
総武線が遅れていて慌てていたので、ゆっくり見れなかったのが残念ですが、
この手前の石垣は、南北線は工事中の際に発見された石垣を使用して復元されたそうです。
素晴らしい。
いやしかし、JRが遠いよ。
JR総武線の市ヶ谷駅ホームからは外濠が見えたり、これまた面白い。

無事千駄ヶ谷に着くと、今度は千駄ヶ谷駅の由来がデデンとあったり。
今色々探していて気付いたのですが、由来の書いてある物体を裏から見ると、
将棋の駒になっていたそうです。
見れなくて残念。
いよいよ今日です“笛の会”。
わーん仕事帰りに寄れたら仕事場も近めだったから最高だったのにー。
今日は休みで、明日が仕事ー。
うーん夜に都内に出て行くのが大変です(苦笑)
絶対に金曜日だから、夜に東京へ出る人多そうだし、電車混みそうだなぁ。
明日は仕事場で死んでそう…。

そして、何故天気悪くて尚且つ風強いNOー!!


タイトルはまったく記事と関係ありませんが、
東漸寺さんの帰りに上野に寄って昼食を食べて帰りました。

なんだか朝から紅葉見て、石碑あっちこっちから撮影して、アフタヌーンティーで昼食食べて、
なんて素敵な一日だったんだろう。
色んないいもの脳内に取り込んで明日も頑張るんだー!!って思います。
わー楽しい休日でした。

d200811-0056.gif

駅からヘロヘロ歩いて帰る途中、地元にもある大きな銀杏も撮影。
にしてもあのギンナンはなんというか恐ろしかった。
ちょっとした天災だよ。
ビックリした。
でも…ようは豊作!?

d200811-0057.gif

長く下駄生活をしていたせいか、最近どの靴でも足が痛い。
今日は選んだ服からヒールのあるネイビーのパンプスを選んだらエラい目に。
最近のデザインの靴で歩いている女子たちが信じ難い!!
どうなってるんだ、まったく。

d200811-0058.gif

今日一日、不信な石碑狩りをナチュラルに普通の人風に見えるように付き合って下さったチカダさん、
感謝しております、本当にありがとう。
チカダさんが居なかったら普通に石碑に夢中な不審な20代女子になるところでした。
友人一人いるだけで、ナチュラルにカムフラージュされるもんですね。
助かります。
にしても埼玉県民であるチカダさんまで渋沢栄一を知らないなんて…嘆かわしい!!
…というか、意外と渋沢栄一が知られていないことに気付いた…埼玉全土に広める野望でももとうかしら。
とにもかくにも、ポニョとかアンティークとかシルクドソレイユとか宜しくー。

ということで、ハイテンションに出かけてきました☆
明日も仕事に創作に頑張ります!

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HN : 清田清丸
血液型 : 父O+母B=Rh+B
星座 : 天秤座
誕生日 : 1984/10/20
年齢 : 25
HP : Rabbitscooters*
自己紹介 :
マクパペット衣替えしてみた☆
多分結構見たまんま。
日本文化や風流をこよなく愛す。
馬鹿なのか博学なのか謎知識を
持っていたり、持ってなかったり。
理数系な部分は根こそぎ捨てた、
向き不向きじゃない、受け付けない。
 
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